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売上高付加価値率




売上高付加価値率とは

売上高付加価値率の計算式

売上高付加価値率とは売上高に占める付加価値の割合を見る指標で、自社加工度がどれだけ高いかを表します。加工とは何も原材料から製品へと加工することだけではなく、店頭に並んでいる商品も、手軽に店先で買えるというサービスが付加されているわけで、単なる商品ではなく手軽に買える商品へと加工されているといいかえる事ができます。とはいえ仕入れた商品をそのまま横流しで販売しているだけですので、原材料から新たな商品を生み出す製造業と比べるとその商品の独自性は低くなります。このため一般的に卸小売業は製造業よりも低い付加価値率になる傾向にあります。

売上高付加価値率では理論的には売上高ではなく総生産高で求めるのが正しいのですが、便宜的に売上高がよく使われています。
(総生産高 = 売上高 + 製品・仕掛品増加高)





売上高付加価値率の使い方

売上高付加価値率を使うときは同業他社か過去の実績と比較して使うといいでしょう。 各業界の平均売上高付加価値率は全産業で20.5%、製造業では19.4%、非製造業では21.0です。売上高付加価値率の高い業種は飲食業47.5%、不動産業35.7%、情報通信業33.6%などです。飲食業は特に人件費が多くかかる業種で、売上高付加価値率も高くなっています。

売上高付加価値率が低いのは小売業17.7%、食料品17.5%、自動車17.1%、鉄鋼14.8%なので、その中でも特に低いのが卸売業の8.2%となっています。数字については財務省の法人企業統計年報平成28年度年報から引用しました。

売上高付加価値率の業界平均



売上高付加価値率を高めるには

ユーザー評価を高める

売上高付加価値率を高めるには付加価値を多くする必要があります。付加価値を高めるにはまずはユーザー・消費者の評価を高めることが必要です。評価を上げることで販売価格を高くしても評価に見合っていれば購入してもらうことができます。その結果売上高も増え、付加価値も大きくなります。

技術開発やコスト削減

ユーザー評価を高めるにはこれまでになかったような商品やサービスを開発して提供することが必要です。技術開発への努力も付加価値向上には欠かせません。また材料費や流通経路の見直しなど無駄を省くこともその分利益が増え、付加価値向上につながります。




※参考資料
経営分析の基本
経営分析の考え方・すすめ方
これならできる!経営分析
財務省・法人企業統計調査


粗付加価値とは?純付加価値との違い || 労働分配率
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最終更新日 2018/01/05
公開日 2010/03/12




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